『低血糖かな?と思ったらブドウ糖を10g摂りましょう』
と言われたことはありませんか?
その時に、どれくらいか基準を教えてもらいましたか?
今回はコンビニ等で入手しやすいラムネを例として、ブドウ糖10gに必要な粒数を一緒に確認しましょう。
また、低血糖時に必ずブドウ糖でないとダメな薬が存在します。
その薬についても併せて確認しましょう。
ブドウ糖10gってラムネだと何粒?
ラムネにも種類があります。
今回は『普通のラムネ、大粒ラムネ、超大粒ラムネ、Inゼリー(ラムネ味)』の4種類でブドウ糖10gになる量を紹介します。

上部の画像が答えですが、
・普通のラムネ:16粒
・大粒ラムネ:11粒
・超大粒ラムネ:4粒
・Inゼリー(ラムネ味):1/3本
となっています。普通のラムネ、大粒ラムネだとほぼ全部食べる必要があります。
ブドウ糖10gのタブレットや粉末スティックが販売されています。
低血糖になりやすい方は事前に購入してカバン入れておきましょう。
ラムネはブドウ糖を携帯するのを忘れた場合などの緊急時のみでいいと思います。
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ブドウ糖が必須な薬って何?
糖尿病治療薬の1種「α-グルコシダーゼ阻害薬」は低血糖時にブドウ糖が必須な薬剤です。
砂糖などの二糖類や多糖類の消化スピードを遅くすることで、食後の血糖上昇を防ぐ薬です。低血糖時にも同様に吸収を妨げてしまうので、砂糖では吸収が遅れてしまいます。
画像が「α-グルコシダーゼ阻害薬」です。
飲んでいる方はブドウ糖を今すぐカバンに入れましょう。ブドウ糖が無い場合には近くにある糖分を摂取してからブドウ糖を探しましょう。

【α-グルコシダーゼ阻害薬】
(先発品)→(後発品)
・グルコバイ(販売中止)→アカルボース
・セイブル → ミグリトール
・ベイスン → ボグリボース
まとめ
今回は「ブドウ糖10g」と「ブドウ糖が必須な薬」について紹介しました。
ブドウ糖について紹介しましたが『低血糖かな?』と感じた時に、近くにブドウ糖が無い場合、ブドウ糖にこだわる必要はありません。とにかく早く糖分を口に入れるようにしましょう。
低血糖のリスクがある方はカバンにブドウ糖のタブレットや粉末を入れておきましょう。


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