😢『塗り薬複数もらったけど、塗る順番効いてないよ』
🙁『薬以外にも使いたいけど、どのタイミングがいいんだろう』
今回は、ステロイド塗り薬を使う順番の【基本的な考え方】【日常生活での事例】を紹介します。
⚠️あくまでオススメの順番です。塗る順番にこだわりすぎないでください⚠️
基本的な考え方
保湿剤のように全体的に使用する薬もあれば、炎症が起こっている箇所にピンポイント使いたい薬もあります。
以下の2点を抑えて使用していればまず問題はありません。
・効いてほしい箇所に塗ってある
・塗る面積が広い薬から使用する
使用部位や副作用の観点から、あえて時間をずらすこともあります。
医師から別途指示がある場合は、そちらを優先してください。
日常生活のこんな場合はどうする…?
ヒルドイドなどの保湿剤と同じ場所に使用するように言われたり、スキンケアをされている方もいらっしゃるかと思います。
必ず、次の順番通りに使用しないとダメなわけではありません。参考程度に確認してみてください。
ケース1:保湿剤と塗り薬
保湿剤と一緒に使用する場合ですが、『保湿剤→塗り薬』の順番が基本となります。
後に保湿剤を使用すると、塗り薬を広げてしまうことになります。
⚠️医師によってはあえて、ステロイド→保湿剤の順番で指導されることもあります⚠️
効いてほしい部位の周りも軽い炎症が起こっており、少し塗広げるくらいがちょうどいいと考えているからです。
ケース2:お化粧と塗り薬
化粧水やファンデーションなど、色々と使用するお化粧ですが、
『化粧水→塗り薬→下地・ファンデーションなど』といった順番がオススメです。
(※化粧水・塗り薬の順番はどちらでも)
ファンデーションなどで薬の吸収が妨げられないように使用しましょう。
ケース3:日焼け止めと塗り薬
『基本的に塗る面積が大きいものから』と紹介しましたが、日焼け止めは紫外線を吸収・反射することから、塗り薬に影響を与えてしまう可能性があります。
そのため、『塗り薬→日焼け止め』の順番となります。
ケース4:虫よけと塗り薬
虫よけは揮発することによって効果を発揮するので、一番最後に使用するようにしましょう。
今回のケースでいうと、『虫よけ→塗り薬』といった順番になります。
ケース5:日焼け止め、虫よけと塗り薬
ケース3.4の内容から順番は以下になります。
『塗り薬→日焼け止め→虫よけ』
夏場によくあるケースなので、確認しておきましょう。
まとめ
今回は、基本的な塗り薬の順番について紹介しました。
日常生活で順番に悩むケースを提示しましたが、ほかにも『この時は❓』というものがあればご相談ください。
再度になりますが、今回紹介した順番はオススメの順番です。
あまりこだわりすぎず、参考程度にしてください。
また、主治医が指示した使用方法がある場合はそちらを優先してください🙏
コメント