👨🦰『目薬使うの苦手なんだよなぁ』
👩『目に入ってればなんでもいんでしょ?』
薬局で目薬をもらう時にどのような注意をされたか覚えていますか?
目は非常に重要な感覚器です。正しく目薬を使用して、期待される効果を得られるようにポイントを確認しましょう。
今回は『点眼のNG行動、正しい点眼方法、補助具』について紹介します。
点眼時のNG行動
NGな点眼方法を知らぬ間にしていませんか?
次の4つはよくある間違った目薬の使い方です。理由と併せて確認しましょう。
1.容器を皮膚などにつけて使用
容器内の液体が汚染されてしまう可能性があります。まぶたやまつ毛、眼球などにくっつけて使用しないようにしてください。
2.点眼後に目をパチパチ
目と鼻は繋がっています。パチパチすることによって目頭から鼻の方へ流れていってしまいます。また、目からあふれ出てしまう原因にもなるので意図的にパチパチする必要はありません。
3.目の周りに落ちた液を流し込む
目の周りについた液を頭を傾けて流し込まないようにしてください。皮膚には汚れや花粉、細菌など様々なものが付いていることが多く、一緒に流れこんでしまう可能性があります。もったいないと思わずに、もう1度目薬をさしましょう。
4.1回に何滴も使用
目に溜まる量は約0.03mlであり、処方箋医薬品の目薬は1滴で0.04~0.05ml出るように設計されています。そのため1滴で十分なのです。
多めに使用すると無駄になってしまうこともありますが、副作用の可能性もあります。種類によっては、皮膚の炎症や色素沈着の原因になったり、苦みが出てしまったりすることもあるので使い過ぎには注意してください。
正しい目薬のさし方は…
基本的な点眼は次の4ステップです。
- 手を洗う
- 点眼する
- ふき取る
- まぶたを閉じる(1~5分)
追加でポイントをお伝えします。
点眼する際は眼球に直接滴下しても問題ありませんが、怖い場合などは下まぶたの内側に滴下することをオススメしています。また滴下後にあふれた液はガーゼやティッシュでふき取りましょう。
最後にまぶたを閉じる際、一緒に目頭と鼻の間を押さえましょう。手術等で傷口がある場合は押さえる必要はありません。
げんこつ法を知ってますか?
手元がブレてしまいうまく使えない時は『げんこつ法』を試してみましょう
正しい点眼方法の下のルートが「げんこつ法」です。
目薬を持たない手でげんこつを作り、下まぶたを引くと同時に手を置く台として使用します。
手が震えてしまう方にオススメの方法になります。
1度試してみてください。
どうしても難しいときは…
げんこつ法を試しても目薬がうまく使えない場合には『補助具』を活用してみましょう。
市販の目薬補助具が数多く登場しています。
是非『目薬 補助具』で検索してみてください
⚠️目薬の容器が特殊な場合は使用できないこともあるので注意してください⚠️
公式HPに対応があるか記載がありますので購入前に確認しましょう
まとめ
今回は『点眼のNG行動、正しい点眼方法、補助具』について紹介しました。
よくあるNG行動はしていませんでしたか?
復習のために…
・容器を皮膚などにつけて使用
・点眼後に目をパチパチ
・目の周りに落ちた液を流し込む
・1回に何滴も使用
点眼方法に加えて『げんこつ法』『補助具』についても紹介しました。
うまくできない場合に試してみてください。
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