👨🦰『薬飲み忘れたけど、今飲んでいいかな』
👩『子どもが学校で日中飲めないけど1日3回いつ飲ませる?』
単に飲み忘れてしまう人、生活リズム・環境によって指示されたタイミングで服用できない人がいるかと思います。
服薬の時間が近すぎると効果が強く出てしまい、副作用のリスクが上がってしまいます。
今回は最低限空けてほしい『服薬の間隔』について紹介します。
薬を飲み忘れた時はの原則は…
まず大前提として、
『2回分を1度に飲まない!』
これだけは守ってください。
そして、次に確認してほしいのは、
『次のタイミングまで時間があるか』
例えば、毎食後で4時間くらい間隔を空けて服用している薬で、残り2時間もすれば次のタイミングが来る場合はスキップしましょう。
ただ、痛み止めや解熱剤などで症状がツライ場合はすぐに服用し、一定の間隔を空けるようにしてください。
最低でも〇〇時間は空けて…
飲み忘れた時の対応は個々の薬で異なってきます。
よく飲み忘れることがある方、心配な方は薬を受け取る際に事前に確認しておきましょう。
⚠️次回タイミングが近いのに服用した場合⚠️
下記の時間程度は間隔が空くように時間をずらしてください。
1日1回の場合
飲んでから『8時間以上』は間隔を空けるようにしてください。
例)朝(8時)にいつも服用しているところ、夕食時に飲み割れに気が付いた場合。次回服用まで8時間以上空いているのでそのタイミングで服用して問題ありません。
1日2回の場合
飲んでから『6時間以上』は間隔を空けるようにしてください。
例)1日2回朝(7時)・夕(18時)にいつも服用しており、朝食後の薬を飲み忘れに気が付いた場合、12時までは服用して問題ありません。それ以降は次回のタイミングを待ちましょう。
1日3回の場合
飲んでから『4時間以上』は間隔を空けるようにしてください。
例)1日3回毎食後(7時、12時、18時)に服用している場合。朝飲み忘れた場合は8時まで、昼飲み忘れた場合は14時まで…といった具合です。
起床時
『翌日』に服用してください。
胃の中に物があると吸収の妨げになるため、胃が空っぽの状態で服用するようにしましょう。
朝食後以降に思い出した場合は、その日は服用せずに『翌日の起床時』に服用してください。
まとめ
本日は『服薬の間隔』について紹介しました。
・1日1回:8時間以上
・1日2回:6時間以上
・1日3回:4時間以上
・起床時:翌日の起床時
上記の間隔が空いていれば、前回と今回の薬が悪影響を与える可能性は低いと考えられます。
しかし、特殊なタイミングで服用する薬もあります。
『起床時』『食前』『空腹時』
『食前』 → 『食後』に変更すると効果がなくなってしまう薬もあります。
よくわからない場合は薬を受け取った薬局に確認するようにしましょう。
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